2007-01-01から1年間の記事一覧

ピラティス

ピラティス1920年代に、ドイツ人従軍看護師ジョセフ・ピラティスが開発したエクササイズ。ヨーガ、ビリーズブートキャンプと並び、アメリカ三大フィットネスに数えられるほどの人気を博している。 もともとは第一次世界大戦の負傷兵のリハビリテーションのた…

筋肉痛

筋肉痛運動した後に引き起こされる、筋肉の痛みのことである。広義には肉離れなども含むが一般に筋肉痛といわれるのは「遅発性筋肉痛」のことであり、この項目ではこれについて述べる。 筋肉は数千本の筋繊維が束になり、それを筋膜が包むように形成されるが…

マクロファージ

マクロファージ 体内の“掃除屋”細胞と言われる「マクロファージ」が不要になった細胞を取り除く際、アレルギーなど免疫にかかわるたんぱく質がセンサーのように要不要を見分けていることを、京都大医学研究科の長田重一教授らが突き止めた。ぜんそくやアレル…

うつ病

うつ病気分障害の一種であり、抑うつ気分や不安・焦燥、精神活動の低下、食欲低下、不眠などを特徴とする精神疾患である。 アメリカ合衆国の操作的診断基準である DSM-IV-TR などでは、「大うつ病」(英語: major depression)と呼ばれている。 うつ病は、…

認知症

認知症後天的な脳の器質的障害により、いったん正常に発達した知能が低下した状態をいう。これに比し、先天的に脳の器質的障害があり、運動の障害や知能発達面での障害などが現れる状態のことを、知的障害という。 「認知症」の狭義の意味としては「知能が後…

ポリフェノール

ポリフェノールポリ(たくさんの)フェノールという意味で、分子内に複数のフェノール性ヒドロキシ基(ベンゼン環、ナフタレン環などの芳香環に結合したヒドロキシ基)をもつ植物成分の総称。ほとんどの植物に含有され、その数は5,000種以上に及ぶ。光合成に…

アディポネクチン

アディポネクチン脂肪細胞から分泌される分泌蛋白である。血中濃度は一般的なホルモンに比べて桁違いに多く、ug/mlオーダーに達する。作用としては、肝臓のAMPKを活性化させることによるインスリン感受性の亢進、動脈硬化抑制、抗炎症、心筋肥大抑制など、多…

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・高脂血症のうち2つ以上を合併した状態。 WHO、アメリカ合衆国、日本では診断基準が異なるため注意を要する。以前よりシンドロームX、死の四重奏、インスリン抵抗性症候群、…

セアカゴケグモ

セアカゴケグモ 強い毒性をもつセアカゴケグモにかまれる被害が広がる気配を見せている。大阪府内では今年に入って6件6人の被害報告があり、過去最高の昨年と並んだ。夏季に活動するとされるが、今年は気温が高いことから、10月になっても被害が続いてい…

更年期障害

更年期障害ホルモン(エストロゲンの減少)の分泌バランスが崩れることにより起こる症候群であ更年期障害。主に閉経期前後の45〜55歳ころの女性に起こるが、40代以降の男性にも起こることがあり、特に男性に起こる更年期障害のことを男性更年期障害と呼ぶこと…

デング熱

デング熱デングウイルス(dengue virus)による感染症。、ネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊によって媒介される。「天狗熱」、「テング熱」と記されることがあるが、これは誤りである。 潜伏期間は4日から7日。 デング熱は、一過性の熱性疾患で、東南アジア…

狭心症

狭心症心臓の筋肉(心筋)に酸素を供給している冠動脈の異常による一過性の心筋の虚血のために(胸痛・胸部圧迫感)などの主症状を起こす 虚血性心疾患の一つである。完全に冠動脈が閉塞、または著しい狭窄が起こり、心筋が壊死してしまった場合には心筋梗塞と…

コアトレーニング

コアトレーニング 身体のコア(核)となる脊柱(体幹)に近い部分から意識的、優先的に鍛えるトレーニング様式。インナーマッスル(深層筋)といわれる腸腰筋、中殿筋、などを鍛えることによって身体バランス、「動き」を改善する。体幹部を鍛えることで、多…

高脂血症

高脂血症 血液中に含まれる脂質(中性脂肪やコレステロールなど)が過剰な状態を指す。体脂肪率の減少により大きく数値を低下させることが可能である。2-3kgの減量が大きな影響を与える。 高脂血症に由来する疾患には次のものがある。動脈硬化症 自覚症状は…

レーシック

レーシック角膜屈折矯正手術の一種で目の表面の角膜にエキシマレーザーを照射し、角膜の曲率を変えることにより視力を矯正する手術。 利点としては、眼鏡やコンタクトレンズを使用する必要がなくなる。スポーツ選手の術例が多いのはこのためである。また就業…

不眠症

不眠症 平常時と比較して睡眠時間が短くなり、身体や精神に不調が現れる病気である。睡眠障害の一種である。 睡眠導入剤は、不眠状態や睡眠が必要な状態に用いられる薬物の総称。睡眠時の緊張や不安を取り除き、寝付きを良くする作用をするものが多い。睡眠…

平均寿命

平均寿命「健康」の終着地点として「寿命」があると考えます。平均寿命はある集団に生まれた人間が平均して何年生きられるかの期待値であり、0歳児の平均余命であるとも言える。 具体的な計算法は、各年齢の人間の年間死亡率を求め、今年生まれた人間の人口…

ムコ多糖症

ムコ多糖症厚生労働省薬事・食品衛生審議会薬事分科会は3日、先天性の難病「ムコ多糖症」で最も患者が多い2型の治療薬の承認を了承した。ムコ多糖症とは、遺伝的な要因による先天代謝異常疾患である。ライソゾーム病の一種で、代謝がうまくいかずムコ多糖が…

骨粗しょう症

骨粗しょう症骨形成速度よりも骨吸収速度が高いことにより、骨に小さな穴が多発する症状をいう。背中が曲がることに現れる骨の変形、骨性の痛み、さらに骨折の原因となる。骨折は一般に強い外力が加わった場合に起こるが、骨粗しょう症においては、日常生活…

糖尿病

糖尿病糖代謝の異常によって起こるとされ、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が病的に高まることによって、様々な特徴的な合併症をきたす危険性のある病気である。一定以上の高血糖では尿中にもブドウ糖が漏出し尿が甘くなる(尿糖)ため糖尿病の名が付けられ…

乳癌

乳癌 乳房組織に発生する癌腫である。世界中でよく見られる癌で、西側諸国では女性のおよそ10%が一生涯の間に乳癌罹患する機会を有する。それゆえ、早期発見と効果的な治療法を達成すべく膨大な労力が費やされている。また乳癌女性患者のおおよそ20%がこの疾…

自律神経失調症

自律神経失調症 交感神経と副交感神経の2つから成り立つ自律神経のバランスが崩れた場合に起こる病気である。 日本心身医学会では「種々の自律神経系の不定愁訴を有し、しかも臨床検査では気質的病変が認められず、かつ顕著な精神障害のないもの」と暫定的に…

鍼治療

鍼治療 主に中国医学やその影響を受けた伝統医学(チベット医学やモンゴル医学)の理論に基づいて専用の鍼(針)を用いて皮膚・筋肉などを刺激することにより生理状態を変化させ、病気を治療する医術。日本において鍼は独自の発展をしたために中国を筆頭とす…

胆石

胆石 肝臓から分泌される、胆汁の成分が固まって臓器に溜まる物である。胆嚢炎などは、ほとんど、胆石が原因である。胆石の出来る場所によって名前が変わり、胆管に出来る物が胆管結石、胆嚢に出来る物を胆嚢結石、肝臓に出来る物を肝内胆石と呼ばれている。…

ヘルニア

ヘルニア とは、体内の臓器や構造が、あるべき部位から逸脱した状態を指す。腹部の内臓に多くみられ、例えば腹壁ヘルニアは、腹壁に生じた裂け目から腹部の内臓が腹膜に包まれたまま腹腔外に脱出するものである。いわゆる脱腸は腹部ヘルニア、鼠径ヘルニア。…

口内炎

口内炎 は、口の中や舌の粘膜に起きる炎症の総称。症候の一つ。見た目から「カタル性口内炎」、「アフタ性口内炎」、「潰瘍性口内炎」に分類される。 また痛みの有無から有痛性口内炎と無痛性口内炎に分類される。 代表的な「アフタ性口内炎」は口内粘膜に直…

てんかん

てんかん は古くから存在する疾患のひとつで、古くはソクラテスやユリウス・カエサルが発病した記録が残っている。また、昔は「子供の病気」とされていたが、近年の調査研究で、老若男女関係なく発症する可能性があるとの見解も示され、80歳を過ぎてから発病…

ナルコレプシー

ナルコレプシー (narcolepsy) とは、日中において場所や状況を選ばず起きる強い眠気の発作を主な症状とする精神疾患(睡眠障害)である。笑う、怒るなどの感情変化が誘因となる情動脱力発作(カタプレキシー)を伴う人が多い。入眠時もしくは起床時の金縛り…

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎アレルギー性鼻炎とは発作性反復性のくしゃみ、水性鼻汁、鼻閉を主徴とする鼻粘膜のI型アレルギーである。鼻アレルギーとも呼ばれるが、この場合は鼻粘膜における炎症である鼻炎以外、すなわち副鼻腔などを含む鼻におけるアレルギー疾患全般…

ノロウイルス

ノロウイルス ノロウイルスは、非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種。カキなどの貝類による食中毒の原因になるほか、感染したヒトの糞便や嘔吐物、あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染する。ノロウイルスによる集団感染は世…