セアカゴケグモ

セアカゴケグモ
強い毒性をもつセアカゴケグモにかまれる被害が広がる気配を見せている。大阪府内では今年に入って6件6人の被害報告があり、過去最高の昨年と並んだ。夏季に活動するとされるが、今年は気温が高いことから、10月になっても被害が続いているのが特徴で、これまで報告がなかった府県で被害が出る恐れがあるという。


セアカゴケグモ(Latrodectus hasseltii)は、有毒の小型のクモの一種。和名は、「背中の赤い後家蜘蛛」の意味。本来日本国内には生息していなかったが、1995年に大阪で発見されて以降、その他いくつかの地域でも見つかった外来種である。


1995年11月に大阪府高石市で発見されたのを始め、兵庫県神戸市西区などの港湾都市で相次いで発見された。2005年8月に群馬県高崎市の民家で5匹見つかった。関東の内陸部で確認されたのははじめてである。毒グモ騒動は記憶に新しい。


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