平均寿命
平均寿命
「健康」の終着地点として「寿命」があると考えます。
平均寿命はある集団に生まれた人間が平均して何年生きられるかの期待値であり、0歳児の平均余命であるとも言える。 具体的な計算法は、各年齢の人間の年間死亡率を求め、今年生まれた人間の人口がこの死亡率に従って毎年どれだけ死亡するかを求める。このシミュレーションでそれぞれの死亡した年齢を平均したものが平均寿命となる。
平均寿命は一般に先進国の方が開発途上国より長いが、これは発展途上国の新生児死亡率が先進国よりはるかに高いことが原因と考えられる。 新生児死亡は死亡年齢の低さから平均値を大きく引き下げる働きがあるからである。 また、戦争などで一時的に若者が多く死亡した場合、一時的に平均寿命が低くなる。 若年層の死亡率がその時期だけ高くなり、同じく平均を強く引き下げることによる。
平均寿命の長さが長くなっても肉体の老齢化の進み具合はあまり差が出てこないため、労働人口が増えるわけではなくむしろ増大した高齢者の生活を若年層が支えていくために負担が大きくなる傾向にある。平均寿命の延長は「老齢時代の長期化」に近い。
国別平均寿命ランキング
世界保健機関(WHO)の世界保健報告2006年度版(The World Health Report 2006)による。
日本の平均寿命は、82歳で世界一。他にモナコとサンマリノも並ぶ。
日本の男性の平均寿命は、79歳で世界一。他にサンマリノとアイスランドも並ぶ。
日本の女性の平均寿命は、女性86歳で単独世界一。
平均寿命が最短なのは、ジンバブエの36歳。
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