赤痢

赤痢
下痢・発熱・血便・腹痛などをともなう大腸感染症である。 俳句では夏の季語として扱われる。

従来、赤痢と呼ばれていたものは、現代では細菌性赤痢とアメーバ性赤痢に分けられ、一般的に赤痢と呼ばれているものは赤痢菌による細菌性赤痢の事を差す。

日本において、細菌性赤痢は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の二類感染症に指定されており、感染が確認されたら医師は速やかに保健所に報告する義務があり、拡散を防止するために状況応じて隔離入院させる必要がある。治療には対症療法による全身状態の改善と、抗菌薬による除菌を図る。


順天堂大医学部(東京都文京区)で、授業で赤痢菌の培養をしていた3年生99人のうち、24人が発熱や下痢などを訴え、うち5人が赤痢菌に感染していることが12日、分かった。感染した3人を含む7人が入院しているが、いずれも軽症という。


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