ぜんそく

ぜんそく

成人に多い難治性ぜんそくは、かぜなどによるのどの炎症で免疫細胞の一種が悪玉化し、特殊なアレルギー反応が起きるのが原因とする研究結果を、兵庫医大の中西憲司教授(免疫学)らがマウス実験でまとめ、米科学アカデミー紀要(電子版)に28日、発表した。


気管支ぜんそくとは、アレルギー反応や細菌・ウイルス感染などが発端となった気管支の炎症が慢性化することで、気道過敏性の亢進、可逆性の気道狭窄をおこし、発作的な喘鳴、咳などの症状をきたす呼吸器疾患。ぜんそく発作時にはこれらの症状が特に激しく発現し、死(ぜんそく死)に至ることもある。単に「ぜんそく」と記す場合、一般的には気管支ぜんそくのことを指す。


なお、うっ血性心不全により喘鳴、呼吸困難といった気管支ぜんそく類似の症状がみられることがあり、そのような場合を心臓ぜんそくと呼ぶことがあるが、気管支ぜんそくとは異なる病態である。




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